【 2022年度令和 4 年 ) の研修会 】 
 【 令和4年度 奨学生/奨学生候補者の研修について 】
                                                

 長引くコロナ禍により、講演会等による従来の研修会の実施は難しいと考えて、今年度は、奨学生・奨学生候補者に新聞記事等の資料を配付し、その感想をまとめることにしました。

   1.育英会(研修・サポート班)で奨学生に読んで欲しい資料を4点選びました。
       ※ 新聞記事や市報などをもとに横手市を中心とした地域情報や若者の活躍などに関する情報など
   2.その資料を奨学生・奨学生候補者に郵送しました。
   3.奨学生・奨学生候補者には、その中から1つ選び、読後感想を300 字程度にまとめもらいました。
   4.その感想をメール等で育英会事務局に提出してもらいました。
   5.提出された全ての感想を研修部で取りまとめ、メールで奨学生に返信し、共有化を図りました。
   
 【資料1】
 < 2022.2.28付 秋田さきがけ新聞 >
     ~ 若者のミカタ 第3部 挑戦を応援しよう~
         「否定せず背中を押してくれた」

 【資料2】 <2022.2.28付 秋田さきがけ新聞 >
     ~ 固定観念  女子は理系苦手~
         「 全国大学リケジョ増えず」

 【資料3】 <2022.3.13付 秋田さきがけ新聞 >
    ~ 仕事のゲンバ  県果樹試験場 ~
         「雪に強い産地をつくる」

 【資料4】
 <JAふるさと Vol.279 2021.7 ~ Vol.280 2021.8 >
    ~  つながる未来、切り拓け農業新時代 ~
        「農に生きる」
         よこて農業創生大学校農業技術研修生
  の 利用に当たっては横手市、JAふるさと
   秋田魁新報社、共同通信社の許可を得て
   掲載しております

 

t、さきがけ新報社
 【 資料と資料を読んでの感想  ~ 一部抜粋・編集 ~ 】
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 資料 1  資料 2
 
  
・周りに協力してくれる人や自分のやりたいことに同意してくれる人がいたということは心強かったと思う。

・「否定せず背中を押してくれた」のことばに心を打たれた。

・自分のやりたいことに真摯に向き合う若者の姿であり、周囲の支援や期待に応えるためのあるべき姿でもあると考えられた。

・自分を支えてくれている人の気持ちや期待を裏切ってはならないため、支援を受ける際には相応の努力を約束しなければならないだろうと考える。

・物怖じせず前向きに捉える姿勢が伝わってきた。

・横手市のマルシメ社長の遠藤さんの若い人の可能性を信じた後押しの気持ちに強く惹かれた。

・阿部さんのようなアイデアを膨らませる思考力や実際に行動に移せる行動力が必要不可欠。

・大好きな地元で、阿部さんのようにたくさんの人たちとのつながりを大切にしながら、地域の人たちの為になる仕事をしたい。

・横手には魅力的な食文化や歴史が豊富であることと横手の人たちが持つ行動力や温かさ・人が一人でできることは本当に限られていて、周りの人のサポートは非常に大きな存在になってくる。

・阿部さんの行動力を目標にしていきたい。

・地元に貢献したいからといって地元だけをみているのでは視野が狭くなってしまう。阿部さんの話からも異文化に触れた経験が今に生きていることが感じ取れた。

・自分のやりたいことを実現した上に、地元の産物を使用して地域に貢献していることができていることに感銘を受けた。

・皆で地域を盛り上げていくことが、今後の地域社会を支えていく鍵になる。
                           提出 : 14 人
  ・理系の中でも医・薬系、農学系、生物系では女子が多い。対して、機械系、電気電子系の分野では女子が少ない。

・薬学部は女子の比率が高いのに対して、他の理系の学部では女子比率が低いことに警嘆している。

・「リケジョ」などというラベルを理系女性に張ること自体がバイアスであり、この資料には無意識に潜む固定観念が表れている。

・各個人が色眼鏡で見ないこと。

・教師や親世代の思い込みがなかなか事態を変えていかない。令和の時代になってもなお、こういった考えの人は一定数存在する。

・高校の頃確かに「理系に進む女子」の割合が少なく、文系クラスのほとんどが女子だった。ジェンダーバイアスだけでいうと女子だけでなく男子にもこの選択にかなり大きな影響を与えていると言える。

・世間的な風潮や向き不向きではなく、自分が何を学びたいかについて考えて進路選択するべき。


                          提出 : 11 人
資料 3  資料 4
   
・後藤加寿子さんは、大館市の生まれで地元が横手ではないのに自分たちから見えないところで横手を支えてくれていて、とてもありがたいと思った。

・農家の方々だけでなく、研究員の方のたゆまぬ努力があって、私たちは美味しい果物を食べることができるのだと思った。

・果樹園の土地の状況で除雪が難しいことや、農家の高齢化による担い手不足で枝折れを防ぐことが課題となっている中で、このような取り組みはすごいなと思った。

                       
  提出 : 3 人
 
  ・農業がいかに難しいかを知ると共に、横手で農業に携わる人々の強い志を感じた。

・私は普段きれいに育った食べ物を当たり前の様に買っているが、その裏にはたくさんの失敗や苦労があることを今回の資料で再確認した。

・よこて農業創生大学校の生徒の方々が、強い志と情熱を持って農業に取り組んでいる点が本当に素晴らしいと感じたし、横手の農業の未来はまだ明るいと思った。


                         提出 : 1 人